西東京糖尿病療養指導士(1種)

糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を有し、熟練した療養指導を行うことを推進することを目的とし、十数回にわたる養成講座を開講、その受講者に年1回認定試験を実施し「西東京糖尿病療養指導士」を認定しています。
新規認定後は5年に一度認定更新審査を行い、糖尿病療養指導の質の水準の維持に努めています。
本制度における資格の名称は「西東京糖尿病療養指導士(1種)」および「西東京糖尿病療養指導士(2種)」とし、これらを包括して「西東京糖尿病療養指導士」と称しています。
※(2種)については現在準備中です。

西東京糖尿病療養指導士(1種)とは

市民における糖尿病、生活習慣病予防と療養の実践的行動を促進、支援するために必要な高度な専門能力を有する者を言います。
当該資格取得の流れは、次のとおりです。

養成講座の受講

主に糖尿病専門医が講師を務め、糖尿病療養指導にかかわるスタッフ(看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師など)に要求される専門知識に関して講義を行います。
受講資格に制限はありません。特定の医療機関に勤務していることなどは条件になっておりませんので、受講費用を納入の上、どなたでも受講可能です。

認定試験の受験

受験できる者は、上記養成講座を10回以上受講した者であって、次の(1)または(2)の要件を満たした者とします。

  • (1)糖尿病療養指導に従事した実務経験が1年以上あること(自己申告可)。
  • (2)西東京糖尿病療養指導士2種の資格を保有していること。

試験の内容は、次のとおりです。

  • ①小論文問題(記述式・試験時間90分間)
  • ②知識問題(多肢選択客観式・試験時間90分間)
  • ③症例問題(多肢選択客観式・試験時間60分間)

①ならびに②と③の合計得点が夫々5割以上であって、かつ①から③の合計得点が総得点の6割以上の得点であることを、合格基準としています。
また認定証の交付に当たっては、当法人への入会が義務づけられます。

養成講座・認定試験の日時と場所、受講・受験費用などについては、例年8月に「新着情報」にて発表いたしますので、詳細はそちらをご確認ください。

認定の更新

認定試験合格後、5年ごとに、認定の更新を行います。
更新に際しては、試験合格後2年以上実地の糖尿病療養指導を経験していることや、当法人や糖尿病学会等の各種医療系団体が開催する研修会・勉強会等に一定時間以上参加していること、5年間に関与した糖尿病療養指導に関する症例記録(または小論文)を提出することなどを条件に認定の更新を行います。

更新費用、認定更新規定などについては、例年6月に更新対象者へご案内差し上げますので、詳細はそちらをご確認ください。

関連資料

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