ブックタイトル会報2025年10月
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会報2025年10月
Page 2報告第268号令和7年10月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成729年7月7 139日(日)2025年度西東京糖尿病療養指導プログラムオンライン場所:駒沢女子大学第21回西東京教育看護研修会[当法人会員]武蔵村山病院陳宇慶[看護師]去る7月13日(日)に、第21回西東京教育看護研修会がオンラインで開催されました。今回のメインテーマは「今日から得意になる“1型糖尿病看護”」と題し、3部構成での講演会でした。第1部の特別講演では、医療法人社団ユスタヴィア多摩センタークリニックみらい理事長宮川高一先生から「1型糖尿病の基礎知識」、1型糖尿病25年選手の岡田果純さんから「25年生きてきた足跡」という演目でご講演いただきました。治療に向き合う難しさを感じるとともに、看護師として糖尿病をもつ方が自分らしく生活するためにどのようなサポートができるのか深く考えさせられる講演でした。第2部は、「1型糖尿病をもつ人が使用するデバイスをもっと知ろう」とのテーマで、クリニックみらい立川糖尿病認定特定看護師の菅原加奈美先生から「CGM・パーソナルヘルスレコード活用の実際」、東京都多摩北部医療センター慢性疾患専門看護師の町田景子先生から「インスリンポンプ療法の導入と活用」についてご講演いただきました。最新の機器を用いた支援の実際と生活や背景に寄り添った看護について学習することができました。第3部は、「1型糖尿病症例を語ろう」をテーマに、糖尿病看護特定認定看護師山田未歩子先生から「糖尿病とともに成長する子どもたちへの支援」、東海大学医学部付属八王子病院糖尿病看護特定認定看護師久保麻衣子先生から「成人期~挙児希望の患者さんに寄り添って~」、公立昭和病院糖尿病看護認定看護師松本麻里先生から「私がインスリンを打てなくなったら~1型糖尿病患者の高齢化を考える」という演目でライフスタイル別のアプローチについて実際の症例を交えながらご講演がありました。専門性の高い看護の実際について知るとともに、その人らしく生きていくことを支えるためには、その人を知ろうとする努力や寄り添う姿勢など信頼関係を作っていくことが重要だと再認識することができました。演者による1型糖尿病看護についてのディスカッションでは、参加していただいた皆様からのチャットによる質問も活発にあり、「明日からの実践に使える学び」を皆様と共有することができました。参加していただいた皆様に心より感謝申し上げます。第21回西東京病態栄養研修会[当法人会員]東京さつきホスピタル塚原志帆[管理栄養士]7月13日(日)、第21回西東京病態栄養研修会がオンラインで開催されました。今年度のテーマは「ICTを活用した栄養指導」。DX化が加速する医療現場において、管理栄養士にどのような役割が求められるのかを考える、大変意義深い一日となりました。午前の基調講演では、駒沢女子大学の西村一弘先生より「ICT時代における管理栄養士のあるべき姿」についてお話がありました。AIの進歩により業務の効率化や自動化が進むなかで、管理栄養士には「対象者と向き合い、情報を的確に処理して生かす力」が一層重要になるとのご指摘があり、非常に印象に残りました。技術の進化とともに専門職の役割を見直す視点は、今後の実践に直結する学びだと感じました。続いて、在宅や職域におけるICT活用事例が紹介されました。藤原恵子先生からは訪問栄養指導におけるデジタル機器の活用について、高橋大悟先生からはPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)の導入による健康支援の可能性についてご報告がありました。どちらもICTを通じて行う患者支援の可能性を示しており、今後のICTの可能性を感じることができました。午後の部では、株式会社askenの道江美貴子先生より食事管理アプリ「あすけん」の強みについて、また京都大学の池田香織先生からは臨床現場におけるアプリ活用の現状と課題についてのお話がありました。アプリで得られるデータは多様であり、指導の幅を広げる一方、利用者が継続できる工夫や現場での活かし方が今後の大きなテーマになると感じました。本研修会を通じ、ICTは管理栄養士の業務を補助する有効なツールであると同時に、最終的には「人と人との関わり」に基盤を置いた栄養指導が不可欠であることを再認識しました。今回の学びを日常業務に生かし、より実践的で質の高い支援につなげていきたいと思います。臨床糖尿病支援ネットワーク