ブックタイトル会報2025年1月
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会報2025年1月
Page 8報告第259号令和7年1月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:平令成和29 6年97月149日(日土)第9回看護に役立つフットケアセミナーIN多摩場地所域:保駒健沢企女画子ビル大学9月14日に看護に役立つ糖尿病フットケアセミナーIN多摩を開催しました。当セミナーはフットケアの重要性を広く知らしめると共に、日々の医療現場でフットケアを実践できる医療スタッフを育成しようと活動しています。前回第8回はコロナの問題があり、Webでの開催で処置の手順やテクニックを画像で配信することとなりましたが、集合形式で意見を交わしながら講習を受けたいとの声が多く寄せられたため、リアル開催の運びとなりました。当日は約30名の医療スタッフの方々にお集まりいただきました。教育講演では日本医科大学多摩永山病院形成外科部長の藪野雄大先生に「糖尿病性足病変について」疫学的データから具体的症例を提示され、処置内容やチームでの取り組み、足病変に至った患者さんの生活環境など細部にわたってご講演いただきました。事例提示では、東京都立多摩北部医療センター町田景子看護師に「フットケアチームで取り組む下肢救済!症例」と銘打ち、具体的症例をあげながら症例毎の処置について細部にわたりご講演いただきました。両先生方の講演は実践に即した話で参加者の方々は熱心にメモを執られていました。講演の後は豊島麻美看護師、町田景子看護師、松本麻里看護師、高松千織看護師の4グループに分かれ、実践に基づいた実演と実技を行いました。フッティーを15体用意し、爪切り・ベンチの削り方など各看護師の方々の指導の下終了時間をオーバーするほど熱心に取り組んでいる様子が伺えました。フットケアを学びたいが受ける場所がない、あっても受講費用が高いなど困っている医療スタッフが多い中、このような場があることは非常にありがたいと感謝されておりました。報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成629年年107月16 9日(日水)第38回多摩糖尿病チーム医療研究会オンライン場所:駒沢女子大学10月16日に第38回多摩糖尿病チーム医療研究会を開催しました。当研究会はその名の通り、糖尿病治療に於いてチーム医療の重要性をテーマに掲げ開催しており、38回目の開催となりました。看護師など医療スタッフの方からも発表いただいており、医療スタッフの情報発信の場となっています。今回も約80名近い方がWeb視聴され、関心の高さが伺えます。講演の内容は、総合司会を中島内科クリニック院長中島泰先生に努めていただき、一般演題1では中島内科クリニック糖尿病療養指導士の長尾紀子先生に診療所と訪問看護の現場の連携についてお話しいただきました。糖尿病患者が増え尚且つ高齢化が進む中、ライフステージに応じた糖尿病の予防と治療体制が必要不可欠であり、特に高齢者では家族だけではなく訪問看護の方との情報共有は欠かせなくなってきている、とのお話でした。一般演題2では、八王子糖尿病内科クリニック糖尿病看護特定認定看護師小池真由美先生に脳機能障害合併した糖尿病患者に対するインスリン導入という診療所では中々手に負えないような症例に対し、果敢に取り組む内容をご紹介いただきました。特別講演では、日本医科大学糖尿病・内分泌代謝内科准教授長尾元嗣先生に大学病院内での他診療科との連携についてご講演いただきました。内容は全くの正反対で、連携を取ろうにも情報共有が治療の途中から寸断・全くとられなくなるなど、ハプニングや想定外の事態が日常茶飯事に起こり悪戦苦闘されている生の現場の状況を具体例を挙げながらお話しいただきました。その中でどう解決していくかを考え、医療スタッフとのチーム作りをどうやって作り上げていくか具体的にご教示いただきました。最後は杏林大学医学部糖尿病・内分泌・代謝内科学教室近藤琢磨先生にClosing Remarksを務めていただき、盛況のうちに終了しました。臨床糖尿病支援ネットワーク