ブックタイトル会報2025年1月
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会報2025年1月
Page 2報告第259号令和7年1月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成629年年107月13 9日(日)第15回西東京糖尿病運動指導スキルアップセミナー北場里所大:駒学沢薬女学子部大体学育館[当法人理事]東京医科大学八王子医療センター天川淑宏[理学療法士]人生100年時代到来、日本人の平均寿命が延びており、現在のスポーツ庁の体力テストの結果から、現在の75歳は20年前の65歳に相当する体力があると考えられています。人生100年時代に突入し、糖尿病患者の平均年齢も上昇しています。2001年から2010年の10年間の日本人の糖尿病患者の平均年齢は、男性が71.4歳、女性が75.1歳で、その前の10年間に比べ、男性で3.4歳、女性で3.5歳延びたことが報告されています。さらに、30年前の調査と比べると、男性で8.3歳、女性で10.2歳延長しています。このような状況のなかで、糖尿病患者の約3分の2が65歳以上であると報告されています。高齢になると身体機能の低下、認知機能の低下などから治療においてさまざまな支障が出てきます。そのため、高齢糖尿病患者の治療は、従来の合併症治療に加えて、加齢による生理的な変化を考慮しながら進め、中でも高齢糖尿病患者におけるサルコペニアや合併症進展の予防に運動療法の果たす役割は重要です。第15回を迎えた西東京糖尿病運動指導スキルアップセミナーでは、テーマを「高齢糖尿病患者の運動療法を本気で取組むセミナー」とし、代表的な高齢糖尿病患者として2症例を挙げ運動療法の捉え方と食事療法と薬物療法との相互作用も含めた運動プログラムの構成方法と指導方法を実践的に学び、参加者のスキルアップにつながるセミナーを開催いたしました。セミナーは、以下のプログラムで開催しました。今回のセミナーは、体育館にステージを設置し、講義と実践を1会場で開催した。(設置風景)臨床糖尿病支援ネットワーク