ブックタイトル会報2025年2月
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会報2025年2月
Page 2報告第260号令和7年2月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令:平和成6年2910年月7 309日(水日)西東京心理と医療研究会オンライン場所:駒沢女子大学去る令和6年10月30日に東京大学先端科学技術センターの当事者研究分野教授熊谷晋一郎先生をお招きして講演会を開催した。何故熊谷先生にお願いしたかというと、最近糖尿病学会・協会でスティグマに関する話を時々聞きはするが、スティグマを学ぼうとした時、結局その当事者でもない人がいくらスティグマを客観的に論文を読んだり学んだり想像したところで限界があるだろう。それならば当事者である人の言葉を聞くことが一番良いと思ったからである。熊谷先生は脳性麻痺のお体であって、幼い頃から周囲の人達、社会からスティグマを身をもって体験している。その方からの差別とは何かスティグマとは何か言葉はとても眼からうろこの話であった。内容を以下に記述します。スティグマはAllportに端を発する民族的偏見研究とGoffmanに端を発するスティグマ研究が今は一つになって論じられている。人はしばしば、他者を外見などの分類方法で、区別し(ラベリング)、次にその各々の区分に属するものは自分達とは異なる区分であるとみなし(隔離)、そしてその各々の区分された対象はラベル化された理由によって同じものとみなし(ステレオタイプ化)、そしてその対象が劣っているものとみなす(偏見)、そしてその対象に同化や排除を強いる(差別)。この差別の仕方に、搾取と支配する(Keeppeople) Down型、規範の強制を強いる(Keep people)IN型、回避する(Keep people)Away型がある。糖尿病とスティグマの話をすれば、本人の努力や心がけで変えることができると誤って信じられている属性は、スティグマを負いやすく(帰属理論)、これが肥満者や糖尿病などに向けられやすい。生活習慣病などの疾病が自己責任論に陥らず、スティグマを減らすためには1平等な地位2集団間の協力3共通の目標4制度的・組織的なオーソライズが効果的である(集団間接触理論Allport(1954))。しかしこの4条件を満たさない接触でもスティグマを減らすことはできる。それは1外集団についての学習、2行動の変化、3感情的なつながりの生成、4内集団での再評価である。熊谷先生朝比奈先生報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:平成29年7月9日(日)第41回武蔵野糖尿病研究会Webセミナー日時:令和6年11月2日(土)場オンライン所:駒沢女子大学令和6年11月2日(土)にオンライン形式にて、『第41回武蔵野糖尿病研究会』が開催されました。基調講演では、加藤内科クリニック院長加藤光敏先生より「糖尿病とスティグマの取り組みと問題点:アドボカシー活動を含めて」という演題にてご講演いただきました。糖尿病のスティグマの類型分類(社会的スティグマ・乖離的スティグマ・自己スティグマ)について事例を交えて詳しくご教示いただきました。またアメリカ糖尿病学会による「患者中心の血糖管理の決定サイクル」を元に、患者さんに寄り添うことの重要性について述べられました。特別講演では、東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科助教松本啓先生より「腎臓専門医からみたGLP-1製剤への期待」という演題にてご講演いただきました。慢性腎臓病患者の治療方針、GLP-1製剤は腎臓に良い作用があるのか?GLP-1製剤への期待という流れで腎臓専門医としてのお考えをご教示いただきました。さらに、GLP-1製剤の腎アウトカム試験にも触れられエビデンスを有する薬剤の使い分けについてご講演いただきました。当日はオンラインにて63名の方々にご参加いただき、質疑応答の時間も熱心な意見交換がなされ、大変有意義な会となりました。臨床糖尿病支援ネットワーク