ブックタイトル会報2025年2月
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会報2025年2月
第260号令和7年2月発行Page 1“mano a mano”とはスペイン語で“手から手へ”という意味です生活習慣病管理料Ⅱ[当法人評議員]たもり内科クリニック多森芳樹[医師]皆様こんにちは、皆様にとって2024年はどのような年でしたか?スポーツ界では、パリでオリンピック・パラリンピックが開かれました。アメリカ大リーグでは、大谷選手が50-50を達成しました。日本のプロ野球では横浜DeNAが下剋上で日本シリーズを制しました。政治に目を向けると、アメリカ大統領選挙では、トランプ氏が返り咲きました。これが、世界経済、日本経済にどのような影響を与えるのでしょうか?日本の自民党総裁選挙では石破茂氏が総裁となり、衆議院を解散し、石破氏は少数与党の総理大臣となりました。少数与党となったため、キャスティングボートを握ったのが、国民民主党、年収103万円の壁の撤廃が議論されています。年末になると、年収を意識して、アルバイトのスタッフが働くのをひかえ、労働力不足となっていたため、労働力不足は解消されそうで、いい面もあるのですが、アルバイトスタッフの年収枠が高くなると、時給の高い職場にアルバイト労働力が流れていくことが懸念されます。アルバイトスタッフの最低賃金も上げられ、医療機関の経営は一層苦しくなると思われます。保険診療では、2024年に、糖尿病・高血圧症・高脂血症が特定疾患療養管理料対象疾患からはずされ、生活習慣病管理料Ⅱが新設されました。大方の医療機関では、特定疾患療養管理料に代え、生活習慣病管理料Ⅱを算定していると思われます。その生活習慣病管理料Ⅱですが、保険点数は特定疾患療養管理料に比べ低くなり、その上、診察のたびに月に1回は、療養計画書を作成しなくてはならず、その手間は半端ではありません。診療の労力は増えて、保険点数(収入)は減っています。療養計画書を実際作成してみると、生活習慣病の療養のための目標を設定し、その目標に向かって、現実的な目標を設定し、少しづつ目標を達成していく。これはコーチングの手法と思われます。生活習慣病の療養には、生活習慣の是正が必要ですが、行動変容は難しいものです。半年生活習慣病管理料Ⅱで診療してみて、肥満2型糖尿病患者さんの体重コントロールは、血糖コントロール以上に特に難しいと感じました。2025年、新たな年を迎え、糖尿病・高血圧症・高脂血症の診療と予防に、微力ながら尽力していきたいと思います。読んで単位を獲得しよう西東京糖尿病療養指導士(LCDE)は、更新のために5年間において50単位を取得する必要があります。本法人会員は、会報「MANOaMANO」の本問題及び解答を読解された事を自己研修と見做し、1年につき2単位(5年間で10単位)を獲得できます。毎月、自分の知識を見直し、日々の療養指導にお役立てください。(「問題」は、過去のLCDE認定試験に出題されたものより選出、一部改変しております。)問題低血糖への対応に用いるグルカゴン製剤について正しいのはどれか、2つ選べ。(答えは3ページにあります)1.2023年2月現在、日本で使用可能なのは注射製剤のみである2.グルカゴン注射は皮下注射である3.注射後10分以内に血糖が上昇し始める4.注射後3時間は血糖上昇効果が継続する5.使用後の副作用として吐き気がある臨床糖尿病支援ネットワーク