ブックタイトル会報2023年10月
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会報2023年10月
Page 2報告第244号令和5年10月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成529年6月7 209日(火日)西東京CSII普及啓発プロジェクト第24回研修会オンライン場所:駒沢女子大学[当法人評議員]大和調剤センター森貴幸[薬剤師]令和5年6月20日(火)にアストロ薬局研修室を配信会場として、各地をZoomで繋いで西東京CSII普及啓発プロジェクト第24回研修会を行ったのでご報告いたします。今回のメインテーマを『ハイブリッド・クローズドループの使い心地は?~新たな技術の評価と使い勝手は?・症例検討』として情報提供並びに実際の機種に触れてみる内容で開催いたしました。ご講演は神戸大学糖尿病内分泌内科の芳野啓先生から『デバイスの使用経験・評価について』についてご講演いただきました。芳野先生のご講演はとても興味深い内容でした。インスリンポンプは使用年齢において年齢制限があるわけではないですが、自分での操作することが必要との考えから比較的若い世代での導入がされがちです。しかし収入の面でなかなか導入できない方もいらっしゃるのが現実です。先生は周術期の方や、高齢者に対してポンプの導入をされているケースがあることをお示しいただきました。それは今までにあまり考えてこなかったケースだと思いました。注射拒否される方や針を怖がる方、認知症で注射が難しい方などでCSIIを導入しているなどこれからのCSIIの適用患者さんの幅が広がっていくと感じました。第2部として症例検討をZoomブレイクアウトルームにて『HCL導入症例の紹介・検討』として多摩センタークリニックみらいの一神先生、藤井先生から症例を提示していただきました。世話人の先生方がファシリテーターとしてルーム内をリードして頂きSGDを行いました。報告者は検討内容までは把握できていませんが、実りある症例検討ができたのではないでしょうか。次回は秋頃に第25回を開催する予定です。ハンズオンで実際に機器に触れたりしながら研修会を開催します。多くの先生方に参加していただけると幸いです。報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成529年6月7 249日(土日)第34回武蔵野糖尿病医療連携の会Hybrid学術講演会場所:ワイム:駒沢女貸子会大議学室立川令和5年6月24日(土)に第34回武蔵野糖尿病医療連携の会Hybrid学術講演会をワイム貸会議室立川を会場として会場参加ならびにWeb配信のHybrid形式で開催いたしました。今回のテーマは「新しい治療、薬剤について」で3人の先生にご講演いただき、会場参加、Web参加合わせて97名が参加されました。演題1では東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内科部長辻野元祥先生より『ミトコンドリア機能改善をめざした糖尿病治療』と題し、ミトコンドリアの機能、ミトコンドリア糖尿病について解説いただき、さらにし新しい薬剤であるイメグリミンについてその機序、有効性と安全性、実臨床での使用経験などについてご提示いただきました。演題2では立川相互病院糖尿病・代謝内科科長宮城調司先生より『GLP-1受容体作動薬をどう使うか』と題し、各GLP-1受容体作動薬の特徴を示し、剤型の違い、体重への影響、作用時間の違いによる使い分けについて実際の症例を交えながらご提示いただきました。演題3では東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内川﨑元樹先生より、『当院における基礎インスリン/GLP-1RA配合注の使用経験』と題し、配合されているGLP-1受容体作動薬単独での特徴を解説いただき、基礎インスリン/GLP-1受容体作動薬配合注の使用症例を提示、そしてその経験から配合注の使い所をご解説いただきました。次回も皆様のご参加をお待ちしております。臨床糖尿病支援ネットワーク