ブックタイトル会報2022年10月

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会報2022年10月

Page 2報告第232号令和4年10月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成429年7月7 109日(日)2022年度西東京糖尿病療養指導プログラムオンライン場所:駒沢女子大学第18回西東京教育看護研修会[当法人評議員]杏林大学医学部付属病院浅間泉[看護師]7月10日(日)第18回西東京教育看護研修会が、オンライン開催で実施され、225名の参加がありました。今回のテーマは「地域連携」です。勤務医師、在宅医師、病院看護師、訪問看護師、地域包括ケアマネジャーのそれぞれのお立場の先生方からご講演いただきました。午前1部は、社会医療法人シマダ嶋田病院(福岡県)赤司朋之先生より「糖尿病地域連携の可能性を切り開いて」、同病院連携室コーディネートナースから「地域連携によるコーディネートナースの役割「気になる・ほっとけない」への対応」というテーマで、円滑な地域連携・多職種連携の紹介があり、続いて当法人糖尿病看護認定看護師より「在宅で糖尿病を持ちながら生活する高齢者の実際」の在宅療養症例報告があり、その後ディスカッションが展開されました。午後2部は、当法人糖尿病看護認定看護師2名より、1型糖尿病小児患者が成人科に移行するほっとけない地域連携症例報告で、小児から成人期移行のポイントと良好な医療連携の紹介がありました。午後3部のシンポジウムは、「気になる、ほっとけないあの患者さんに何ができるか。つながる、つなげる糖尿病ケアの可能性」というテーマで、医療法人社団実幸会石橋クリニック石橋幸滋先生、つくし訪問看護ステーション飯塚玲子看護師、東村山市南部地域包括支援センター細江学ケアマネジャー、当法人糖尿病看護認定看護師の講演がありました。在宅医療におけるチーム医療の現状や困難事例も交えながらディスカッションがあり、患者さんの自立支援を阻害しない関わりのコツも教授いただきました。全体を通し、日常でよく遭遇する気になる、ほっとけない患者さんの療養指導の場面や地域包括ケアシステム構築の役割など明日からのチーム診療に役立ち、有意義な研修となりました。第18回西東京病態栄養研修会[当法人会員]公立昭和病院村田里佳[管理栄養士]第18回西東京病態栄養研修会は7月10日(日)にZoomによるオンラインで開催され、119名の方にご参加いただきました。今回のテーマは“スティグマ”でした。スティグマとは属性、特性、障害などが「通常」の人々とは区別され、負の烙印や社会的恥辱を意味しているとされています。初めに熊倉医院の熊倉淳先生より「糖尿病治療に関わるスティグマを症例から学ぶ」というテーマでご講演いただきました。次に緑風荘病院の藤原恵子先生より「AYA世代(思春期・若年成人)の1型糖尿病とスティグマ」というテーマでサマーキャンプでの活動を通じて参加者や家族の本音についてもご講演いただきました。午前の最後は、駒沢女子大学教授の西村一弘先生より「糖尿病治療の変遷を見据えたこれからの栄養指導~管理栄養士のアドボカシー活動~」についてAIと共存しながら生き残りをかけた管理栄養士の将来像についてもご講演いただきました。午後は杏林大学糖尿病・内分泌・代謝内科の近藤琢磨先生より「高齢者糖尿病治療ガイド2021を踏まえた高齢者への療養指導~高齢者に潜むスティグマ~」についてご講演いただきました。最後はパネルディスカッション「『糖尿病の食事療法とスティグマ』管理栄養士にできることを考えよう!」というテーマで3名の先生方から症例を提示いただきました。武蔵野赤十字病院の原純也先生からは妊娠糖尿病の2症例を、東京医科大学八王子医療センターの深谷祥子先生からは1型糖尿病患者の心理的な変化についてもご紹介いただきました。東京さつきホスピタルの和田美紀子先生からは精神科で関わってこられた経験から感じたスティグマについて専門的な視点で症例提示をいただきました。今回はチャットでの質問も多数いただき大盛況のディスカッションとなりました。先生方のお話を伺いながら、糖尿病をもつ人(この表現についても議論がありましたが)と寄り添って、信頼関係を築くことで医療者からのスティグマは回避できる可能性があるように思えました。糖尿病に限らず、患者との接し方について深く考えさせられる研修会でした。臨床糖尿病支援ネットワーク