ブックタイトル植木先生特別号

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概要

植木先生特別号

特別号令和4年3月発行Page 3植木先生を偲ぶ(僕が植木先生で思い浮かぶこと)伊藤内科クリニック伊藤眞一●まだ東京医大助教授時代に当会に入会され初めてお会いした時から、僕の年齢が少し下だったが何でも相談でき、僕にとっては「兄貴分」だった●この研究会から誕生した唯一の医学部大学教授●八王子医療センターの教授時代自宅に滅多にお帰りにならず教授室に寝袋を持ち込み寝泊まりしていたことーー結果いつも病院にいらっしゃり24時間オンコール状態であったこと●メチャクチャITに強く東京医科大の新病院のITシステムを構築した●医学統計学の権威で何も知らない小生に懇切丁寧随分教えてくれた●僕が糖尿病専門医なのに学会誌に投稿したことがなかったが70歳代ではじめて「雑誌糖尿病」に投稿した時、共著になっていただき上梓できた●ヒマラヤを登頂し日本的な医師登山家であったこと●講演会を聴きながら、その場で講演内容のサマリーしパソコンに書き込み、講演終了後そのスライドを使って聴衆の先生方にレクチャーしていたこと●晩年は「小生の故郷神奈川県藤沢の鵠沼」にお住まいがあり講演会の後遠路はるばる帰宅されていたことーーーー走馬灯のように思い出されるーーー本当の仲間を失ったーー残念ーー口惜しいーー寂しいーーー合掌植木先生の忠告には従わないよ!!武居小児科医院武居正郎植木先生が亡くなられた連絡を臨床糖尿病支援ネットワークからもらいました。『え、どうして?うそでしょ!!』事務局に連絡をして事情を聞きました。未だに信じられません。植木先生は臨床に基づいた研究を盛んにされていました。特にリブレの研究では食後の血糖の上昇とリブレでの上昇の反応の関係のズレでは、ある程度の予測はしていましたがきれいな数値を出されており、大変刺激を受けました。多摩地区で臨床を行いそれをまとめられ、それに基づいた研究を行われ、また地域の糖尿病に係るスタッフの教育を熱心に行われていました。自宅は藤沢なので、遅くなると病院に泊まることも日常でした。僕も山に時々登りますが、植木先生はエベレストの登山隊と一緒に途中まで行ったり、また上高地の診療所には責任者に成ったりしておられました。当研究会の会議にも上高地から参加されるなど僕の想像を超える生活をされていました。僕は6年前に心筋梗塞になりステントを3本入れました。その直後に植木先生に有った時に先生から「僕もステントが入っているけれど普通に働いているから、君も今まで通りに頑張って働いてね!!!」と言われましたので、「そうか、今まで通りにやろう」と思いました。でも、先生の突然の訃報を聞き、少々の無理はしても先生のような激しい無理はしないようにと考え直しました。僕より若くして亡くなった植木先生、安らかにお休みください。僕はゆっくりと後から行きますので!!!!!臨床糖尿病支援ネットワーク