ブックタイトル植木先生特別号

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概要

植木先生特別号

特別号令和4年3月発行Page 15新型コロナウェブシンポジウム(2021年9月)近藤医院吉田敦行心よりご冥福をお祈り申し上げます。2021年9月27日に『新型コロナウイルス禍での糖尿病療養指導について』というウェブシンポジウムがありました。植木先生の特別講演『日常診療から感じるコロナ患者への対応』に引き続き行われるものでご講演が実質上の基調講演でした。また看護師2名、薬剤師1名、管理栄養士1名と私の5名がシンポジウムのパネリストあるいは司会を担当しており、その全員が様々な企画で先生とご一緒したりご教示を賜ったりしておりました。そのため準備段階からのご指導をお願いしたところ快くお引き受けいただきました。植木先生はコロナ禍で苦境に陥っている患者に強い共感を示され、そのお気持ちはシンポジウムの原動力になりました。本当は実際に6名で一同に会し表情や語調も介し問題意識を共有できたならばより力強いシンポジウムを作れただろうという気持ちはありますが、どのように患者を救うかというご出題に各職種で知恵を出し合い回答することはできました。今は各自直接関与している患者へ成果を還元している時期です。新型コロナウイルス流行前は国分寺や立川の会議室で行われた在宅プロジェクト世話人会において定期的にご一緒させていただきました。何でもご存知の先生でしたが会議の進行自体は若いリーダーに任せ、要所で発言される以外は穏やかに参加者を見守っていらっしゃったり文書に目を通したりしていらっしゃいました。発行元一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワーク事務局〒185-0012国分寺市本町2-23-5ラフィネ込山No.3-802TEL:042(322)7468 FAX:042(322)7478https://www.cad-net.jp/Email:w_tokyo_dm_net@crest.ocn.ne.jp編集後記この度はたくさんの方々から追悼文をお寄せいただき誠に有難うございました。愛と熱意とバイタリティに溢れていらした植木先生の長年の御功績はもちろんのこと、多くの皆様が大好きになってしまうそのお人柄が改めて偲ばれる号になりました。あとを託された私たち一人一人が遺志を継いで、患者さんやご家族に少しでも貢献していければと思います。改めて植木先生への感謝とともに心よりご冥福をお祈り申し上げます。(広報委員長杉山徹)臨床糖尿病支援ネットワーク