ブックタイトル会報2021年3月

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会報2021年3月

Page 4 第213号 令和3年3月発行臨床糖尿病支援ネットワーク2020年10月24日(土曜日)、立川市民会館たましんRISURUホールにて第21回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会が会場・webの同時開催にて行われ、糖尿病治療に携わる医師・コメディカルを併せて、会場参加11名、web参加46名、総勢57名の先生方にご出席いただきました。症例検討会では、症例1を立川相互病院 糖尿病・代謝内科 山﨑 英樹先生より 『頻回インスリン注射療法からGLP-1製剤・持効型インスリン療法に変更するも血糖管理に難渋している肥満高齢2型糖尿病の一例』と題し、クイズ形式を用いながらご参加の先生方のご意見を頂戴しながら、治療に難渋されているご症例の管理をご提示いただきながら、最新のガイドラインや試験をご紹介いただきました。特別講演1を医療法人社団ユスタヴィア 理事長 宮川 髙一先生より 『GLP-1受容体作動薬と血糖平坦化』と題し、数多くの自験例を元に、様々な患者背景にあった患者様目線に立った最適な糖尿病治療に関して、近年発売された最新のGLP-1製剤について知見をご教示いただきました。特別講演2においては、かんの内科 院長 菅野 一男先生より、『基礎インスリン製剤/GLP-1受容体作動薬 配合剤の有用性』と題しまして、具体的な症例やデータをご紹介いただき、数ある糖尿病治療薬の特性をご紹介いただきながら、最新薬と従来薬の違いや、治療経過とその工夫、患者様のご様子などを大変わかりやすくかつ詳細にお話いただきました。ご講演後はご参加された先生方からのご質問も多くいただき、大変な盛況のうちにご講演会を終了いたしました。「糖尿病療養指導のネクストステージ~改めて見直す生活習慣~」というテーマで2020年12月16日第67回例会が開催されました。3名の講師の先生から貴重なご講演を頂きました。公立昭和病院の髙橋 克敏先生からは「糖尿病と睡眠」の演題で、睡眠と生活習慣病には関連があり、質の良い睡眠のために生活指導の一環として睡眠指導が必要であること。睡眠時無呼吸症候群をみつけ、積極的に治療に結び付けることの重要性について。東京都立多摩総合医療センターの佐藤 文紀先生からは「糖尿病における減量手術」の演題で、減量手術の実際や、患者の減量に対する意識の変化、リバウンドを発生させないためのチーム医療の重要性について。府中よつやクリニックの市川 雅先生からは「“タバコと糖尿病の関連性”糖尿病患者の禁煙をどうするか」の演題で、喫煙の害について、薬処方だけでない禁煙への意識づけ、チームでの支援の重要性についてお話頂きました。また今回はZoomを使った初めての例会であり、運営側も、視聴者側も慣れない開催となりました。講演後のアンケートではWeb開催に対する評価も高く、昨今のコロナ禍においてWeb開催の需要は高まっていることがわかりました。糖尿病の知識のみならず、今後はICT : Information & Com-munication Technology(通信技術を活用したコミュニケーション)の知識の必要性を実感しました。平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日時:平成29年7月9日(日)場所:駒沢女子大学報告第21回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会日時:令和2年10月24日(土)オンライン/立川市民会館平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日時:平成29年7月9日(日)場所:駒沢女子大学報告臨床糖尿病支援ネットワーク 第67回例会日時:令和2年12月16日(土)オンライン事務局からのお知らせ事務局へのお問い合わせは当法人ホームページで常時受付けております。ご返答にはお時間をいただくことがございますが、順次対応させていただきます。お急ぎの方は平日の10:00~12:00 / 13:00~16:00にお電話くださいますようお願いいたします。≪2021年度年会費納入をされていない方はお急ぎください≫2021年度年会費は、ご自身のマイページ「年会費納入のお願い」より、ご納入いただけます。会員継続される方は、3月31日(水)までにご納入をお願いいたします。