ブックタイトル会報2020年5月

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会報2020年5月

Page 2第203号令和2年5月発行報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成229年1月7 229日(水日)第46回糖尿病連絡会場所:公駒立沢昭女和子病大院学1月22日(水)、公立昭和病院2階講堂において、第46回糖尿病連絡会が開催されました。当日は医師・コメディカルを含め、30名の参加で盛況に終了することができました。今回は「糖尿病とストレス」をテーマに、石橋クリニック院長石橋幸滋先生に司会進行をして頂きました。小平仲町クリニック院長伊藤敬雄先生より、ミニレクチャー1として、「糖尿病コントロール不良の精神科通院患者のケース報告と一考察」について、睡眠障害・QOLの改善と糖尿病コントロールの関連やより良い糖尿病コントロールに向けた取り組みについて、複数の症例を提示頂きながらご講演頂きました。また特別講演では、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学准教授吉内一浩先生より、「糖尿病とストレス:心療内科的アプローチの紹介」について、ご講演頂きました。精神疾患を有する患者さんのより良い糖尿病コントロールの実現の為には、地域全体(医師・看護・福祉)で連携を行い、患者さんの治療の動機付けやサポートを行っていくことの重要性についてもご講演頂き、ご参加頂いた先生方からも医療連携・疾患管理等に関する多くのご質問やご意見が寄せられました。報告西東京CDEの会第18回症例検討会日時:令和2年1月30日(木)場所:国分寺労政会館[当法人会員]町田市民病院横内砂織[看護師]1月30日(木)に『西東京CDEの会第18回症例検討会』が国分寺労政会館にて開催されました。今回は「働き盛りで肥満のある糖尿病患者の療養支援を考えよう~チーム医療で取り組む継続指導とは~」というテーマのもと、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士の方々が集まりました。まず初めに福島由香里先生より「将来的に重症化するリスクがある患者」として症例紹介を行っていただきました。症例は、働き盛りで高度肥満があり、食事療法に取り組んでも長くは続かないという事例で、皆さんが療養相談をする中でも一度は悩んだことのあるタイプの方ではないでしょうか。この症例に基づきご参加福島先生辻野先生いただいた皆様とグループに分かれ、症例検討を行いました。各職種ならではの視点に沿った貴重な意見が寄せられ、各グループから具体的なプランが挙げられ、グループの発表では様々な意見を共有することができました。次に辻野元祥先生から「チームアプローチで取り組む減量代謝手術」についてご講演いただきました。糖尿病・高度肥満に対する手術治療については、初めて知る内容が多く、参加者も熱心に聴講されていました。終了時刻いっぱいまで参加者から質問が寄せられ、充実した会となりました。症例検討会では、ディスカッションを通して多職種のチームの力を実感します。今後の研修会に是非ご参加ください。臨床糖尿病支援ネットワーク