ブックタイトル会報2020年4月

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概要

会報2020年4月

Page 2第202号令和2年4月発行報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時日:時令:和平元成年2912年月7 219日(土日)第20回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会場所場:所立:川駒相沢互女病子院大学講堂松田先生植木先生令和2年12月21日(土曜日)立川相互病院講堂にて第20回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会が開催され、糖尿病治療に携わる医師・コメディカル総勢45名の先生方にご出席いただきました。症例検討会では、症例1を青梅市立総合病院内分泌糖尿病内科医長松田祐輔先生より『糖尿病と骨粗鬆症』と題し、糖尿病患者では血糖コントロール不良で骨折リスクが上昇することに触れられ、DM患者での血糖管理と骨粗鬆症の管理を症例を通してガイドライン、試験を交えてご紹介いただきました。症例2を東京医科大学内科名誉教授植木彬夫先生より『超高齢者に於ける糖尿病内科治療の選択』と題し、今後さらなる増加が見込まれる後期高齢者の糖尿病管理を症例を通して紹介いただき、糖尿病治療だけではなく認知症リスクや社会資源の活用にも触れていただきました。特別講演においては、帝京大学ちば総合医療センター第3内科学講座(内分泌代謝)教授井上大輔先生より、『糖尿病に合併する骨粗鬆症とそのマネジメント』と題しまして、具体的な症例やデータの提示により、糖尿病合併骨粗鬆症患者の栄養管理の重要性や、骨粗鬆症による骨折と認知症、心血管イベントとの関連性に関して、大変わかりやすくかつ詳細にお話いただきました。ご講演後はご参加された先生方からのご質問も多くいただき、ご盛況のうちに研究会を終演いたしました。報告第6回西多摩・南多摩糖尿病カンファレンス日時:令和2年1月16日(木)場所:京王プラザホテル八王子[当法人会員]多摩南部地域病院本城聡[医師]第6回西多摩・南多摩糖尿病カンファレンスが京王プラザホテル八王子で開催されました。Current Topicsでは東海大学八王子病院消化器内科の小嶋清一郎准教授をお招きし、「糖尿病とNASH/NAFLD」と題し、糖尿病とNASH/NAFLDに関しての教育講演を頂きました。診断のプロトコール、糖尿病との深い関係、減量治療の重要性、そして最新の米国でのガイドラインも紹介されました。ピオグリタゾンが現状では米国で第一選択とみなされており、SGLT2阻害薬についてはまだ十分なエビデンスは得られていないものの有望であることをご教示頂きました。基調講演では青梅市立総合病院の足立淳一郎先生、そして日野市立病院の佐藤眞理子先生にご講演頂きました。足立淳一郎先生にはSGLT2阻害薬投与中に発生した正常血糖ケトアシドーシスの症例提示をして頂きました。SGLT2阻害薬投与中にしばしば報告される副作用ですが、今後の診療にあたり、一般医科として必ず周知されるべき副作用と考えられました。また佐藤眞理子先生より腎臓内科医としての立場から、SGLT2阻害薬の投与方法についてご講演頂きました。糖尿病内科医とはまた違った視点からの考察を頂くことができ、聞いていて大変参考になるお話しでありました。最後の閉会の挨拶を東京医科大学八王子医療センターの大野敦兼任准教授より頂き、閉会となりました。報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成29年2月7 169日(日)一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワーク第20回西東京糖尿病療養指導士認定試験場所:東駒京沢経女済子大学令和2年2月16日(日)東京経済大学において、『第20回西東京糖尿病療養指導士認定試験』が行われました。今回は74人が受験し、69人が見事に合格されました。合格者には3月に合格通知を発送しております。西東京糖尿病療養指導士としての門出を祝し、認定式を執り行う予定でございましたが、新型コロナウイルス感染症への対応及び感染症予防を考慮し、中止とさせていただくこととなりました。何卒ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。臨床糖尿病支援ネットワーク