ブックタイトル会報2020年2月

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概要

会報2020年2月

第200号《特別号》令和2年2月発行Page 1読んで単位を獲得しよう“mano a mano”とはスペイン語で“手から手へ”という意味ですMANO a MANO200号を迎えるにあたって西東京糖尿病療養指導士(LCDE)は、更新のために5年間において50単位を取得する必要があります。本法人会員は、会報「MANOaMANO」の本問題及び解答を読解された事を自己研修と見做し、1年につき2単位(5年間で10単位)を獲得できます。毎月、自分の知識を見直し、日々の療養指導にお役立てください。(「問題」は、過去のLCDE認定試験に出題されたものより選出、一部改変しております。)問題変化ステージに沿った支援の組み合わせとして正しいのはどれか、2つ選べ。(答えは12ページにあります。)1.前熟考期-積極的に情報提供し、合併症の恐ろしさを伝える。2.熟考期-行動変容によって生じる利益と障害を整理し、意思決定バランスを共に考える。3.準備期-再発予防訓練をする。4.行動期-誘惑に立ち向かえるよう、解決策をロールプレイングする。5.維持期-もう大丈夫と安心する。臨床糖尿病支援ネットワーク[当法人代表理事]イムス三芳総合病院貴田岡正史[医師]本法人の前身である西東京臨床糖尿病研究会は2002年10月に任意団体(1986年設立)から東京都の認証のもとに特定非営利活動法人化されました。このとき法人化手続きを中心的にすすめていた関係もあり、皆さんの推挙で私が理事長として法人の直接運営に責任を持つことになりました。当時は現在に比較すると直接事業が3、間接事業が14と格段に事業規模は小さかったのですが、年2回の例会に加えて西東京糖尿病療養指導士制度が軌道に乗りつつあり、事務局の充分な機能を担保することが、最重要課題でありました。当時、後日初代事務局長となる松井さんが雑務を一手に引き受けてくださっておりました。法人組織として機能していくには会員間の情報の共有をどのように実現していくかが喫緊の問題でした。同時進行で会報とホームページの充実を図ることが理想でしたが、最初に会報の発行を優先することにいたしました。第1号の発行は平成15年の6月でした。法人事務局開設が同年8月でしたので、それに先だっての発行となりました。新しい事務局メンバーにより平成15年8月号として会報第2号が発行され、以来毎月休むことなく会員の元へ郵送されるようになりました。皆さんのご協力と事務局担当者の努力により、会報は発行回数を重ねるごとにその内容が充実していきました。そうした状況のもとでさらに会報の浸透を図るため愛称をつけることが提案されました。平成16年3月号(第9号)に名称募集の公告を掲載いたしました。多数の応募がありましたが、選考の結果、スペイン語で「手から手へ」を意味する「MANO a MANO」が会報の愛称に決まり、平成16年4月号(第10号)より使用され続けて、第100号(特別号)が2011年10月に発行され、さらに今回の第200号を迎える事ができました。話は変わりますが、2012年3月には吉元編集長のもとで25周年記念誌「25年の歩み」が刊行の運びとなっております。本研究会が発足して33年が経過いたしましたが、時代に先駆けて糖尿病医療連携を前提とした組織的な活動を始めた近藤先生、伊藤先生をはじめとする当初の世話人の方々の先見の明があったからこそ全国的に高く評価されている当法人の現在があるといえます。しかし、この高い活動評価を実際に担っておりますのはひとりひとりの会員の方々と、それに協力していただける仲間の存在です。より確固とした基盤整備のため、当法人は2016年7月11日に一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワークとなりました。西東京臨床糖尿病研究会の積み重ねてきた実績と目指すところはそのままに、臨床の現場を基軸として国民の皆さまに必要とされる活動を続けてきております。その中で時代の趨勢に遅れることなく情報発信を継続していくために2019年5月号よりMANO a MANOはデジタルブック化されました。より内容を充実させて、この会報がさらに情報発信力を高めることにより、益々会員の皆さんの情報共有の場として活用されることを期待いたします。