ブックタイトル会報2019年10月

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概要

会報2019年10月

Page 2 第196号 令和元年10月発行臨床糖尿病支援ネットワーク平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 臨床糖尿病支援ネットワーク 第65回例会 場所:駒沢女子大学総合司会 日本医科大学多摩永山病院 飯田 美佐子 [看護師]「ステージ別!糖尿病腎症重症化予防のエッセンス」というテーマで、2019年6月22日第65回例会が開催されました。4名の講師の先生方から貴重な御講演を頂きました。調布東山病院の戸塚康男先生からは「糖尿病患者さんへの腎臓保護への取り組み」と題し、いかにハイリスク患者が時機を逸脱することなく腎症進行予防を行っていくか、佐野厚生総合病院の村上円人先生からは「ビッグデータを活用した日野方式・微量アルブミン尿健診と糖尿病性腎症Up ToDate」と題し、2017年より本格稼働した特定健診の結果を基にした積極的介入が透析導入を食い止めることに有効であること、開業医・基幹病院が連携し早期介入していくことの大切さを御講演いただきました。多摩センタークリニックみらいの長谷川亮先生からは「当院透析予防外来の成果と課題」と題し、同院での透析予防外来の現状と課題、患者の生活を重視したコミュニケーションの大切さを御講演いただきました。意思決定支援については、稲城市立病院の河原崎宏雄先生より「保存期末期腎不全患者の意思決定支援」と題し、疾患時期における患者支援の違いや個別性、理解度を確認しながら腎代替療法へのタイムリーな介入の必要性を御講演いただきました。今回の企画は、糖尿病腎症重症化予防という観点からそれぞれの現場でご活躍されている先生方からのご講演であり、質疑応答も活発に行われました。立場や職種を問わず、多くの糖尿病に関わる者にとって非常に興味深く、タイムリーなテーマであったと感じました。今後、糖尿病腎症重症化予防を実施していく上で、改めて「早期介入」「連携」という大きな課題と大切さを痛感したとても有意義な会でした。日時:令和元年6月22日(土)場所:国分寺市立いずみホールどの先生方のお話も症例を交えながら分かりやすく、とても勉強になりました。腎症2期は予防ではなく治療であることを知り、明日から意識を変えて取り組もうと思いました。とても勉強になりました。最後の透析導入するかという議論もリアルタイムな話でとても有意義な時間でした。腎臓については苦手意識が強く、実際に患者さんに療養相談を今はしておらず、主に医療従事者向けに情報提供をする立場ですが、それは私のみに限ったことではないと実感していました。今日の内容で少し理解が進んだように思います。健診シーズンに入りましたので、クレアチニン、eGFR、しっかりデータをPCに入れ服薬指導、食生活のちょっとした工夫、腎を保護する努力を一緒にやっていきたいと思います。戸塚先生のお話が大変分かりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。村上先生のお話もすばらしかったです。長谷川先生、河原崎先生のお話も中身が濃く参考になりました。糖尿病性腎症重症化プログラムの現状理解や知識を増やすことができて良かったです。戸塚先生 村上先生 長谷川先生 河原崎先生