ブックタイトル会報2019年7月

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会報2019年7月

Page 2 第193号 令和元年7月発行臨床糖尿病支援ネットワーク平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 第19回西東京糖尿病療養指導士認定式 場所:駒沢女子大学[当法人理事] 糖尿病療養指導士関連事業担当理事 かんの内科 菅野 一男 [医師]2019年4月2日に恒例の西東京糖尿病療養指導士認定式が、立川女性センターアイムで実施されました。今回の養成講座受講者数は109 名。認定試験合格者数98名中の84名が合格し、合格率は85.7%で例年通りでした。植木理事から認定式に参加した合格者一人一人に励ましの言葉と一緒に認定証が手渡されました。東京女子医大糖尿病代謝内科学主任教授 馬場園哲也先生にお忙しい中ご講演をしていただき、新たな西東京糖尿病療養指導士の皆さんに、糖尿病療養指導士の重要性、大変さ、やりがいなど具体的に、暖かい門出の言葉とともに、1時間お話ししていただきました。特に糖尿病患者さんと同じ目線で療養指導を進めることの重要性を強調され、会場内に参加者の共感が生まれていました。合格された職種の内訳は看護師・准看護師28名、管理栄養士37名、薬剤師15名、その他18名(臨床検査技師、運動トレーナー、作業療法士)でした。今回は残念ながら、介護関係の方が受験されませんでしたが、今後介護職種の皆さんの受験が増え、糖尿病医療と介護の連携が強化されることを願っています。日時:平成31年4月2日(火)場所:立川市女性総合センターアイム合格者の声【2019年度認定試験状況】※昨年度受験できなかった受験者を含む養成講座受講者数 109名認定試験受験者数 98名合格者数 84名合格率 85.7%合格者職種 人数看護師・准看護師 28管理栄養士 37薬剤師 15臨床検査技師 7理学療法士 6その他 5合計 98[当法人会員] クリニックみらい立川 半田 健一 [事務]私は一年前まで製薬会社でMRとして働いていました。主に西東京エリアを担当しており、講演会や研究会などで臨床糖尿病支援ネットワークに関わる機会も多く、その頃から、このエリアの先生方は普段の診療が忙しいにもかかわらず毎週のように研究会や講演会を開催・参加されており、とても研究熱心で患者さん想いの方が多いと感じていました。そのため、糖尿病の患者さんが多く通院する現クリニックで働くことが決まってからは、迷いなく、西東京糖尿病療養指導士養成講座を受講しようと決めていました。養成講座では初日の植木彬夫先生の話がとても印象に残っています。糖尿病の患者さんといっても一括りにはできず、千差万別で、一人一人抱えている悩みや問題は違います。そんな患者さんにどうやって寄り添っていけば良いのか、とても考えさせられる内容でした。前職では糖尿病を診ている先生方とお会いする機会は多くありましたが、患者さんと接する機会はほとんどありませんでした。そのため、養成講座を通し、糖尿病の基礎知識を得るだけでなく、患者さんの立場や気持ち、療養指導士としての在り方を学ぶことができ、毎日新鮮な気持ちで患者さんと接することができています。幸いにも、認定試験も無事に合格することができました。 合格がゴールではなくスタートであることを忘れずに、日々勉強し患者さんを含めたチーム医療の一員として、患者さんに寄り添っていけたらと考えております。認定証書授与の様子