ブックタイトル会報2019年6月193号

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概要

会報2019年6月193号

第192号 令和元年6月発行 Page 5臨床糖尿病支援ネットワーク第43回東糖協多摩ブロック糖尿病教室第25回西東京糖尿病患者会連合特別講演会報告日時:平成31年3月9日(土)場所:三鷹産業プラザ平成31年3月9日(土)、14時より三鷹産業プラザ7階ホールにて第43回東糖協多摩ブロック糖尿病教室・第25回西東京糖尿病患者会連合特別講演会が開催されました。今回はブロック糖尿病教室の演者として、多摩北部医療センター 内分泌・代謝内科部長の藤田寛子先生より「そのメタボは食べ過ぎだけ?~改めて見直す「体内時計」と「生活習慣」~」のご講演と、緑風荘病院 管理栄養士の藤原恵子先生より「やさしく作れる!やさしいごはん~血糖上げずに栄養不足を防ぎます~」のご演題、また、患者体験談として梅の会代表の須田一男様より「私の糖尿病体験」のお話を頂きました。特別講演としては埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科 教授の島田朗先生より「糖尿病の最新情報」というテーマでご講演頂きました。須田様の体験談は会場の多くの参加者の共感を呼びました。先生方からはとても解かりやすく興味を引く内容でのご講演を頂き、会場から質問や意見が多く挙がる活況な時間となりました。当日は天候も良く、参加者は78名で開始前の相談コーナーにも行列ができるなど、大変盛況な会となりました。西東京CSII普及啓発プロジェクト 第16回研修会報告日時:平成31年3月12日(火)場所:立川相互病院横 講堂[当法人理事] 多摩センタークリニックみらい 藤井 仁美 [医師]去る3月12日(火)立川相互病院薬局棟講堂にて研修会が開催されました。今年から始まる個人持ちのCGM(持続グルコースモニタリング)2社の2機種が紹介・プレゼンされました。手元で実体験するほどの台数には恵まれませんでしたが「こんなもの」と想像くらいはついたでしょうか?討論パートでは2社のCGMやFGM(アボット・フリースタイルリブレ)に関して、使用方法や価格、データを示すソフトウェアなどの比較が示されました。日本ではより古い機種が使用されたり、ソフトウェアも患者自身に提供されるものには各種制限があったりと欧米に遅れをとっている様相で、国内メーカーの立ち遅れもあります。2014年に設立した当会は研修会16回を数えました。この間、インスリンポンプに付随する新機能やCGM機器などの技術革新あり、診療報酬や算定条件の緩和などもありました。各社の協力を得て東京23区との導入数・施設数の推移を検討しましたが、当会の影響で実数が延びたというような明白な成果はありませんでした。FGMのような比較的安価で簡便な機器の普及は見込まれますが、ポンプ療法は施行する施設としない施設の間にまだ溝がありそうです。宮城先生一神先生藤井先生