ブックタイトル会報2019年6月193号

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概要

会報2019年6月193号

第192号 令和元年6月発行 Page 3臨床糖尿病支援ネットワーク[当法人会員] 実行委員 西東京中央総合病院 吉田 まゆみ [看護師]2月7日(木)に『西東京CDEの会 第17回症例検討会』が国分寺労政会館にて開催されました。今回は「糖尿病腎症患者の療養支援を考えよう」~チーム医療で取り組む継続指導とは~というテーマのもと、33名の方が参加されました。他職種連携による“チーム医療で取り組む継続指導”という今回のテーマにふさわしく、医師、看護師、そして歯科医師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士の皆様が集まりました。まず初めに今野里美先生より「チームでかかわる透析予防管理の実際」と題し、症例紹介をいただきました。その症例に基づきご参加いただいた皆様とグループに分かれ、症例検討を行いました。各職種ならではの視点に沿った貴重なご意見が寄せられ、短時間ではありましたがとても充実した話し合いの場を持つことができました。次に福島由香里先生の「透析予防における実際の栄養指導について」、天川淑宏先生「糖尿病透析予防指導管理料と運動指導について」の演題にて管理栄養士、理学療法士それぞれの立場からのご講演をいただきました。会場内の皆様が熱心に耳を傾けられ、頷かれる姿がとても印象的でした。限られた時間ではございましたが、活発に意見交換ができ、参加された皆様の意見や疑問点について、会場内で共有することができました。西東京CDEの会 第17回症例検討会報告日時:平成31年2月7日(木)場所:国分寺労政会館第5回糖尿病とWell-aging研究会報告日時:平成31年2月9日(土)場所:三鷹産業プラザ平成31年2月9日(土)に「第5回糖尿病とWell-aging研究会」が開催され、37名の方が参加されました。第一部では、貴田岡正史先生の司会のもと、「糖尿病患者の早期死亡原因に関する因子の検討」と題し、高村内科クリニック 植木彬夫先生にご講演いただきました。糖尿病患者さんの寿命が延伸している一方で、早く亡くなる方と長寿な方がいることに焦点を当て、それぞれの生活背景の違いをご紹介いただき、患者さんとの関わり方の重要性についてご講演いただきました。第二部では、植木彬夫先生の司会のもと、「ICTが拓くこれからの糖尿病診療」と題し、徳島大学 松久宗英先生にご講演いただきました。進歩が目覚ましいICT(Information Communication Technolo-gy)の紹介や、電子化情報や機器を活用した徳島県での糖尿病診療についてご講演いただきました。遠隔地域でどのように専門的な診療を行うか、新たな取り組みと手段を活用する上での課題や展望を含めてご講演いただきました。いずれのご講演も活発なご質問があり、大雪予報にもかかわらず、盛会のうちに終了しました。松久先生天川先生福島先生今野先生