ブックタイトル会報2019年5月191号

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会報2019年5月191号

Page 2 第191号 令和元年5月発行臨床糖尿病支援ネットワーク平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 第2回薬剤師による既往歴妊娠糖尿病を考える会 場所:駒沢女子大学 日時:平成30年11月21日(水)場所:国分寺労政会館[当法人理事] 杏林大学医学部付属病院 小林 庸子 [薬剤師]平成30年11月21日、国分寺労政会館にて「第2回薬剤師による既往歴妊娠糖尿病を考える会~糖尿病発症予防のために~」が開催されました。参加者は18名、薬剤師の他に看護師、助産師、管理栄養士、理学療法士、そして一般企業の会社員の方も興味を持って参加してくださいました。第一部は、杏林大学医学部(糖尿病・内分泌・代謝内科)医師の近藤琢磨先生より、「基礎から学ぶ、妊娠時の糖代謝異常②」をご講演いただきました。妊娠糖尿病の診断基準や治療方針など、とてもわかりやすいお話でした。最も衝撃的だった数値は、「妊娠糖尿病だった方は、将来糖尿病になる可能性が、そうでない方の7.43 倍」でした。第二部は、多職種でのグループワークでした。第1回の当セミナーでご意見が出た、妊娠糖尿病だった方が、数年後に「これを見て、健康診断・受診に行くきっかけになりました」と言ってもらえるようなポスターを作成し、どこに貼付、配布したいかを検討しました。グループワークは短時間でしたが、伝えたいことがよくわかるポスターが各グループから発表されました。今回のグループワークで作成した物をもとにポスターを作成し、前号に封入いたしました。是非ご活用ください。平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 第19回西東京EDMをめざす糖尿病薬物治療研究会 場所:駒沢女子大学 日時:平成30年12月15日(土)場所:立川アレアホール2018年12月15日(土)、立川アレアホールにて第19回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会が開催され、糖尿病に携わる医師、コメディカル総勢56名の先生方にご出席頂きました。今回は「SGLT-2阻害薬の新たな展開(EBMから実臨床まで)」をテーマに症例検討会では、症例1を医療法人社団 ユスタヴィア 理事長 宮川高一先生より、SGLT-2阻害薬の実臨床での使い方、症例2では東京医大 名誉教授 植木彬夫先生より10年間様々な薬物療法を行ったが、血糖管理、体重管理に苦慮している1例についてご発表頂きました。症例検討会では、ご参加された先生方に複数の治療選択肢からご回答頂き、そのご回答から会場全体で非常に熱い議論が交わされました。特別講演においては、金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学 准教授 金﨑啓造先生より「糖尿病腎症と向き合う~SGLT-2阻害薬の可能性~」についてご講演頂き、糖尿病腎症、具体的な症例提示、最新のCARMELLINA試験について非常にわかりやすくかつ詳細にお話頂きました。ご講演後の参加された先生方からのご質問も時間内で収まらないほど多くのご質問を頂き、非常に盛況に講演会を終了致しました。