ブックタイトル会報2019年4月190号

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概要

会報2019年4月190号

第190号 平成31年4月発行 Page 1臨床糖尿病支援ネットワーク[当法人代表理事]イムス三芳総合病院貴田岡 正史 [医師]在宅医療廃棄物の取り扱い“mano a mano”とはスペイン語で“手から手へ”という意味です読んで単位を獲得しよう西東京糖尿病療養指導士(LCDE)は、更新のために5年間において50単位を取得する必要があります。本法人会員は、会報「MANO a MANO」の本問題及び解答を読解された事を自己研修と見做し、1年につき2単位(5年間で10単位)を獲得できます。毎月、自分の知識を見直し、日々の療養指導にお役立てください。(「問題」は、過去のLCDE認定試験に出題されたものより選出、一部改変しております。)問題 運動療法について正しいのはどれか、2つ選べ。 (答えは3ページにあります。)1.運動によりトリグリセリドが上昇し、HDLコレステロールが低下する2.レジスタンス運動は、基礎代謝の維持・増加に大きな役割をもつ3.肥満者は健常者に比べ、無酸素性作業閾値 ( AT ) が低い4.運動のインスリン感受性を改善させる効果は、翌日には低下し3日で消失する5.VO2 maxの80%程度の運動を指導する在宅医療廃棄物の適正な廃棄に関するパンフレットが完成し、日本糖尿病協会と関連各企業により配布が開始されました。これは私が委員長を務めている日本糖尿病協会糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会が関連各企業協力を得て作成したパンフレットです。環境省と厚労省及び関連団体(日本医師会、日本薬剤師会、日本糖尿病教育看護学会等)のレビューを経て必要な修正を繰り返し完成したものです。今回、青森市で3月1日から2日間にわたって開催された第53回糖尿病学の進歩の展示会場でも各企業により展示と配布が行われました。本パンフレットは糖尿病の患者さんが在宅医療廃棄物を処理する為のガイドラインということになります。この内容を遵守することにより、不要の針刺し事故等が未然に防止できることが期待されます。https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/waste_leaf_single_page.pdf表表紙には適正な廃棄に関する一般的な注意事項(各機器共通)6項目をあげてあります。裏表紙にはお使いの医療機器の排出先確認というフローチャートを示してあります。見開きページには「廃棄のポイント」として鋭利でないもの、鋭利であるが安全な仕組みのもの、鋭利なものの3種類に分類され、それに従って安全で衛生的な処理が可能になっています。このパンフレット自体は糖尿病患者さん用に作成されていますが、まず医療スタッフが正しく理解し、適正処理の指導をしっかり実行していただきたいとお願いする次第です。パンフレットの入手にあたっては最寄りの関連企業にアクセスしていただければと思います。話は変わりますが、当法人を取り巻く経済的環境にも大きな変化が起こりつつあります。高齢化社会への急速な移行とそれにともなう必然的な医療費の増大は、社会全体にこれまでに無い大きい影響を与えています。当法人の運営に関しても、この点を会員の皆様にもご理解をいただき、財務面で収支のバランスのとれた事業展開をこれまで以上に意識していただければ幸甚です。また、このMANO a MANOが来月号(5月号)からデジタルブックとして発行される事になりました。それに伴い、これまで郵送して参りましたハードコピーのMANO a MANOはなくなる事になります。デジタルブックとしての利便性を、是非活用していただければと存じます。