ブックタイトル2019年1月号

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概要

2019年1月号

Page 2 第187号 平成31年1月発行臨床糖尿病支援ネットワーク平成29年度 西東京糖尿病療養 指導プログラム 日 時:平成29年7月9日(日)報告 場所:駒沢女子大学[当法人会員] 登録管理栄養士 NECライベックス株式会社 前田 万里絵 [管理栄養士]第50回「糖尿病食を作って食べて学ぶ会」を7月31日立川アイム、8月31日ルミエール府中にて開催し、計38名(うち男性5名)の参加がありました。今回は、「彩り豊かな野菜をとって、夏の疲れを吹き飛ばそう!」というテーマに対し、夏バテ予防回復のコツとして食事バランスやビタミン類の働き、水分補給等について説明させていただきました。今年は特に酷暑であったため、ニーズに合う資料をお渡しできたと思います。調理実習は、シーフードあんかけ焼きそば、トマトとオクラのサラダ、ミックスベリースカッシュゼリーを実習いたしました。患者様からリクエストの多かった麺類を旬の野菜を豊富に使用し、たんぱく質もしっかりとれるバランス食として提案しました。バルサミコ酢を使った彩り豊かな副菜と、冷凍フルーツを使って簡単にできるデザートも好評でした。「油は少しで調理できることがわかった。オリーブオイルならば大丈夫と思っていた」「色々な材料を使っていてすごい。素材をいかしている味であった」「こんなに食べて良いのかと思った。違う角度から料理を挑戦してみたいと思った」「1人で住んでいるが、調理実習に参加することで、野菜を色々使えるようになってきた」などの声が聞かれました。次回第51回調理実習は、4月立川、5月府中にて開催いたします。ぜひ患者様にお声をかけていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。第50回糖尿病3食0を作 って食べて学ぶ会平成30年7月31日(火)立川市女性総合センターアイム平成30年8月31日(金)ルミエール府中第50回メニュー・シーフードあんかけ焼きそば・トマトとオクラのサラダ・ミックスベリースカッシュゼリー報告 第25回TAMA生活習慣病フォーラム[当法人理事] 代表世話人 片山内科クリニック 片山 隆司 [医師]平成30年9月8日(土)に調布市文化会館たづくりにて、第25回TAMA生活習慣病フォーラムが開催されました。テーマは「知れば納得:認知症~日々の診療に活かせる診断・管理の最新トピックス~」です。第Ⅰ部 基調講演は、日本大学医学部内科学系 糖尿病代謝内科学分野 准教授 渡邉健太郎先生より糖尿病専門医の立場から「糖尿病と認知症」についてご講演いただきました。糖尿病治療が認知機能障害の進展を抑制する事をお示しいただきました。第Ⅱ部 基調講演では、武蔵村山病院 認知症疾患医療センター センター長 福井海樹先生より神経内科専門医の立場から「認知症の正しい理解と、患者に寄り添う治療」としてご講演いただきました。認知症の早期発見の重要性、そして認知症全ステージを通して適宜適切な支援が重要である事をお示しいただきました。第Ⅲ部 パネルディスカッションでは、「徘徊を繰り返す認知症合併糖尿病の1症例」を石黒清美先生より症例提示をしていただきました。今回はパネリストとして、在宅ケアを専門にされている すまる在宅クリニック院長 吉川先生にもご参加いただき、多職種のパネラーの先生方と近年医療と介護の抱える問題などを討論いたしました。終了後のアンケートにおいても、認知症というテーマは興味深い、自分自身の診療・介入を見直すいい機会になった、認知症患者さんと接し方を再考したい…等さまざまな感想・ご意見をいただきました。ほとんどの回答者から“次回も参加したい”という回答をいただく事ができ、当フォーラムへの期待を実感する事ができました。日時:平成30年9月8日(土)場所:調布市文化会館たづくり