ブックタイトル2019年1月号

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概要

2019年1月号

Page 2 第186号 平成30年12月発行臨床糖尿病支援ネットワーク平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 第6回市民向け糖尿病災害対策セミナー 場所:駒沢女子大学 日時:平成30年8月26日(日)場所:武蔵野スイングホール[当法人理事] 総合司会 杏林大学医学部付属病院 小林 庸子 [薬剤師]2018 年8 月26 日(日)、武蔵野スイングホール・レインボーサロン南棟11階(武蔵境)に於いて、第6回市民向け糖尿病災害対策セミナー「災害列島日本に生きる糖尿病患者~災害時の栄養管理をどうするか~」が開催された。講演1 は「大災害のその後を垣間みて」と題し、糖尿病災害対策事業担当理事の宮川高一先生(多摩センタークリニックみらい)・森貴幸先生(大和調剤センター)より、写真を提示しながら東北や熊本のボランティアとして活動された時、さらに数年後にもう一度同じ場所に行かれた時の状況をご報告いただいた。講演2は「災害時の栄養管理」と題し、原田萌香先生(東京家政大学)にご講演いただいた。難を逃れて避難所に無事到着しても、毎日、菓子パンにカップラーメン、お菓子はたくさんあるのでいくらでも食べ放題では、健康に生きることができない。せっかく届いた貴重な食材が、よくわからずに放置されていた。「いのちを守るために、食べることは欠かせない。食べることは生きること」。災害時の食事療法が、その後のHbA1cに大きく影響したそうである。災害時の食・栄養問題を研究されている栄養士さんの貴重なお話を聞くことができた。次回の「糖尿病災害時サバイバルマニュアル」改定の際に参考にしたい内容であった。平成29年度 西東京糖尿病療養指導プログラム日 時:平成29年7月9日(日)報告 第10回東京臨床糖尿病運動療法研究会 場所:駒沢女子大学 日時:平成30年8月1日(水)場所:東京医科大学病院平成30年8月1日に東京医科大学病院 本館臨床講堂にて「第10回東京臨床糖尿病運動療法研究会」が開催されました。今年度は81名の方々にご参加頂きました。東京医科大学 名誉教授 植木彬夫先生の開会のご挨拶から始まり、一般講演として、座長は東京医科大学八王子医療センター理学療法士 天川淑宏先生、演者は慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター 堀澤栞里先生、北里大学北里研究所病院総合スポーツ医学科 メディカルフィットネスセンター 神雅人先生から「中高齢者に対する運動療法の個別化」をテーマに、それぞれ御所属の施設の中高齢者を対象に、わかりやすくご講演頂きました。後半は特別講演として、座長は第10回担当世話人の慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター 東宏一郎先生、演者は筑波大学 田中喜代次先生から、「国民の健幸華齢に向けた個別的生活支援の重要性~運動療法に着目して~」と表し、運動療法を取り入れながらどのように「健康で」「幸せに」「華やかに」「老いていくのか」ご講演頂きました。最後にかたやま内科クリニック 片山隆司先生より閉会のご挨拶を頂き、大盛況の中研究会は終了いたしました。宮川先生 森先生 原田先生